まずは旅の目的と条件を明確に


 子連で旅行する場合、子供がどんな宿泊代金の適用を受けるかどうかで旅行総額が結構違ってきます。
 普段あまり気にしていない方も多いかもしれませんが、一例を挙げてちょっと考えて見ましょう。

<モデルのAさん一家>
(パパ、ママ、お兄ちゃん9歳、お姉ちゃん4歳

<宿泊プランのモデルケース>
おとな こども
4名以上1室 3名1室 2名1室 3名以上1室
宿泊プラン \9,000 \12,000 \15,000 \7,000
(記載の旅行代金は1泊2食付の1名あたり/こども代金は、6歳以上12歳未満に適用とする。)


 皆さんならどう手配しますか。

[ケース1]
 恐らく普通は、お姉ちゃんはまだ4歳なのでこども代金が適用されませんので、宿泊人数にカウントしないで手配しますよね。
 この場合は、
     おとな\12,000×2名 + こども\7,000 = 合計\31,000 となります。
 ただし、お姉ちゃんの寝具、食事はありません。


[ケース2]
 一方、4歳のお姉ちゃんも結構大きくなったので食事と寝具がちゃんと欲しいなって考えると、あえてこども2名とも有料でお願いする手もあるかと思います。。
 この場合は、
     おとな \9,000×2名 + こども\7,000×2名 = 合計\32,000 となります。
 しかし、これで全員の寝具と食事がちゃんと付きます。

 こんな2つのケースの場合の\1,000の差を、皆さんはどう判断しますか。

 総額だけで言えば、ケース1でいいのですが、\1,000くらいの差なら、ケース2も食事と、寝具が確保できるので割高感はないのではないでしょうか。特にお子さんが、3〜5歳くらいの場合なら、食べきれなくとも食事があるのは嬉しいですよね。
 一方、こどもが小さく添い寝はまったく困らないし、食事も大人の分を少し分け与えれば十分である場合なら、ケース1で十分と言えるでしょう。

 したがって、このページで何が言いたいかというと、子連れ旅行では単に料金表通りの手配するのではなく、自分の家族の構成と、それぞれの食事や寝具の必要性を加味して多少アレンジを加えてみると思いがけないおトクがあるかもしれないということです。
 どしても親がひとりで布団に寝たいなどの拘りがなければ、有料のこどもの人数を増減してみて、金額の差やそれぞれのケースのメリット、デメリットを比較してみることをおススメします。

[スペシャル]
 実はもうひとつ裏技があります。それはお兄ちゃんまで無料で泊まれるホテルを利用する場合です。別途紹介している駅前のチェーンホテルなどの中にも、12歳までの子供が無料で泊まれるホテルがあります。そんな場合なら、おとな2名分の料金だけで家族4人が泊まれることなります。
 ただし、このケースではこども2名の食事もありませんし、寝具もないのでパパ、ママとそれぞれがこどもと添い寝しなければなりませんのでかなり手狭になります。
 しかし、とにかく安くすませるならば、この方法が総額的には一番安くなることでしょう。
そして、宿泊代金をこどもの添い寝で浮かせ、且つ、朝食サービスまで利用できれば最高なのではないでしょうか。
(このスペシャルができるおススメのホテルについては別途→コチラで紹介します。)

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