2004年の年末年始は住宅ローン完済を記念して!?アナハイムで迎えるはずでした・・・・。
(この手配記は、1年前の悲劇を振り返りながら2005年12月にパパが作成しました。)
旅 行 期 間 | 2004年12月31日(金)〜2005年1月4日(火) 3泊5日 | ||
往 路 | 大韓航空 KE001便 14:55成田発→7:30ロサンゼルス着 | ||
復 路 | 大韓航空 KE002便 10:30ロサンゼルス発→翌15:10成田着 | ||
宿 泊 | シェラトン・アナハイム(アナハイム:グッドネイバーホテル) | ||
手 配 | AVANTY RESORT CLUB | ツアー旅行(ただし航空券&ホテルのみ) |
【きっかけ】
9月。強引に繰上げ返済をして、ついに住宅ローンが完済。これは何か記念にパーッっと・・・・そうだ!借金返済直後でお金はないけれど海外旅行に行っちゃえ。しかも年末年始に行こう・・・。おっ!結構安いツアーがあるけど、アナハイムのDLRなんてどうかな・・・。これが旅のリサーチのきっかけでした。
【ツアー探しと各種準備】
最初にチェックしたのはJTBの10月から年初までの限定ツアーの”マル得プライス「アメリカ」”。ここで、ホテルはCグレードの指定なしのコリアン・エアー確約で、12/31出発の3泊5日が大人ひとり\128,000也。コリアン・エアーのロス便なら出発日の午前中の早い時間に到着するので12/31出発でもカウントダウンはOK。しかもJTBのツアーはクーポン特典付きの2デー・パスもツアーに含まれているのでこれなら高くない。早速電話で問い合わせるが、この日程では航空券のが確保できないと告げられる。オイオイ、まだ発売になったばかりのツアーなのに・・・。はじめからカレンダーが良い日は実質的に空きがなくて予約なんかできないんだろうって、ちょっと疑わしい。
9/22。ネットで更なる調査をしていると、同じコリアンエアー指定で、しかもシェラトンかヒルトンのいずれかのホテル指定ができるツアーを発見。それがアバンティーリゾートクラブの「テーマ王国<アナハイム地区>選べる人気ホテルに泊まるロサンゼルス5日間」。大人ひとり\107,800也。航空券とホテルのみでホテルまでの送迎もないが、チケット分の差額を考えても初めに狙ったJTBより多少安い。でも正直あまり聞いたことがない旅行会社だったので念入りに会社自体のことを確認してから、大丈夫だろうってことでメールで問い合わせ。するとホテルも航空券も手配OKとの返事あり。ヤッター!とういわけで即予約を完了。でも、JTBでは押えられなかった同じ日程のコリアン・エアーがこちらだとあっさりと手配できてしまうから分からない。やはり満席やキャンセル待ちといわれても、別の会社を何社か当たれってことでしょうか。
9/29。郵送で届いた申込書を早速旅行会社にFAXで返信し、申し込み金として\60,000を指定口座に振り込む。ネットで見たときは掲載されていなかったがムスメには子供料金が適用され旅行総額は更に安くなりラッキー。
11/26。あっという間に残金約27万円の振込み期日。振込み指定口座が、たまたまママの勤務先のすぐそばだったので同銀行同支店のATMから振込むことができ手数料は\0で済んだ。(旅行代金は金額が大きいので振込み手数料も大事にしたい)
11/27。ディズニーの公式サイトでパークチケットをオンライン購入。事前購入でちょっと割安な3日間のディスカウントチケットがちょうど発売されていた。現地窓口での受け渡しが基本だが、今回は12/31到着なのでパークの混雑に備えて、手数料をプラスして日本への郵送してもらうことにした。
12/20。出発案内書の書類一式が郵送されてきた。航空券は当日空港渡し。空港からホテルまでの送迎はないが、ホテルのバウチャー(予約確認書)とチェックインの案内書の他に、出入国カードまで同封されており気の利いた対応に感心。いよいよ後は出発を待つばかりのはずだった。
[予約時の旅費内訳]
項 目 金 額 備 考 ツアー代金 \305,400 \107,800@2人(大人)
+\89,800(小人)空港利用料ほか \24,900 成田=\2,040@2人(大人)+\1,020(小人)
米国=\6,600@3人パークチケット代 約\41,600 $124@2人(大人)+$94(小人)+$20(郵送)
※$1=\115換算海外旅行保険 \5,590 椛ケ保ジャパン 「off!オフ」
家族3人/5日間合 計 \377,490
【まさかの急転直下】
12/13。朝起きるとムスメに元気がない。ちょっと熱っぽく一日学校を休む。今となってはこれが悪夢の予兆だったのかも。
12/25。今日からムスメは冬休み。年末の出発まであとわずかだ。ところがこの夜、ムスメの様子がなんとなくおかしいなと思ったら、やはり熱があった。ちょっとヤバイけど、まだ出発までは日にちがあるから、1日、2日寝かしておけば回復するだろう。
12/26。一日寝ても全然熱が下がらない。今日は運悪く日曜で医者はお休みなので、どうしようもない。明日、ママが仕事を休んで朝一番で医者に連れて行くことする。さすがに心配だが、熱さえ下がれば旅にはいけるだろう・・・とパパはまだ安易に考えていた。
一応、今から旅行をキャンセルした場合の取消料を調べるため旅行会社の約款を読み直す。すると年末年始は旅行会社も休みになるため、年内の最終営業日前の28日が旅行前日扱いになるようだ。しかも、今日は日曜なので営業日起算で計算すると、すでに週明け27日が前々日となり、旅行代金の50%の高額キャンセル料が掛かってしまう可能性が。
12/27。朝一番で、ママが医者に連れて行く。診断は、なんと”肺炎”の疑いあり。ガーーーン。レントゲンとって、血液検査して今現在分かることは白血球が増えててただの風邪ではないってこと。詳しい血液検査の結果が分かる、あさって結果を聞きにこい、とのこと。ママが旅行の予定を伝え医者に聞いたところ、薬が効いて熱がすぐ引けば、2、3日でそのまま回復に向かうこともあるとのこと。でも無理はしない方がいいですよとの話。どうしよう・・・・・最悪の事態だ。
とりあえず旅行会社にTELして、年内の最終営業日と、今日時点でキャンセルをした場合の取消料の確認をする。すると年内は29日午前中まで営業するだが、予想通り今日27日がすでに出発前々日扱いになってしまうことが判明。ガーーーン(2回目)!取消料は、今日キャンセルしたとしても、すでに50%。年末でなければ、本当はまだ4日もあるのに(泣)。結果的に、今日キャンセルするのも、28日、29日まで待ってキャンセルするのも取消料は同じだということ。ならばラストチャンスとばかりに、ギリギリ29日までムスメの回復と医者の血液検査の結果を待つことに。この際、往生際は悪いが仕方ないだろう。
一方で、ムスメの容態も気になる。食欲旺盛、快眠快便、健康優良児の手本みたいな子供が風邪をこじらせて肺炎とは。旅行に備えてこの冬は特にうるさいほど、外出から帰ったら手を洗えだ、うがいしろと言っていたのに。12月中旬に熱を出して休んでからずっと完全に回復してなかったのかな、と思うと親として反省してしまう。
12/29。ついに運命の日。朝一番でママはムスメを連れて再び医者へ。医者も今日が年内診察最終日らしい。通常通り出社したパパに、9時を廻るとすぐにママから電話が入る。結果は、ドクターストップ。というか、医者から旅行に連れて行って大丈夫だとのお墨付きがもらえなかった。
ここに至り、ついに旅行を泣く泣く断念。仕方ないでは済ませたくないが、仕方ない。9時30分。旅行会社に電話を入れ、正式にキャンセルをお願いする。担当の方から慰めの言葉をいただき、払い戻し金額や、口座への返金の予定期日などを聞いたが、さすがにうわの空だった・・・・。
【反省&まとめ】
こうして、楽しいカウントダウン旅行の計画が、急転直下、人生で最悪ともいえる年末、年始を迎えることに。
この後、ムスメの肺炎は順調に回復し、元旦の夜にはほぼ元気に。結局、お正月三が日は外出こそは控えたものの、ほとんど普通に寝起きできた。それが余計に恨めしくも思え泣くに泣けない心境なのだが、これもムスメの肺炎が大したことなく済んだからこその贅沢でしょうか。。
大きな代償(お金)を払ったが、実際に経験しないと分からない貴重な教訓をこの旅の計画から得ることができた。
すなわち、
@年末年始旅行のキャンセルは、旅行会社の休みの都合で取消しの起算条件が通常期よりもかなり厳しいこと。
A子供の体調は、かなり気をつけていてもやはり直前まで当てにできないこと。
Bパークチケットの事前購入は何らかの割引きがあったとしても、旅行そのものをキャンセルしなければならないときには無駄になってしまうリスクがあること。
などなど。
そして、今度はみんなで元気に旅行に行きたい。と、すぐに懲りずに次の旅の検討に入ったことは言うまでもない・・・。
[最終の旅費収支]
項 目 金 額 備 考 ツアー代金 \152,700 \305,400×50%が取消料。差額払い戻し。
空港利用料ほか \0 \24,900全額払い戻し パークチケット代 約\41,600
海外旅行保険 \0 \5,590全額払い戻し 合 計 \194,300
この旅用に中くらいのサイズの スーツケースを 新たに購入していたのに・・・ |
せっかく送ってもらったのに 使うことなく期限切れを迎えた パークチケット |
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