2回目のオーランドへ。初の個人手配での海外旅行チャレンジとなりました。
旅行期間 | 2005年4月28日(木)〜2005年5月5日(木) 6泊8日 | ||
往 路 | ユナイテッドUA 884便 14:20成田発→11:50シカゴ着 | ||
ユナイテッドUA1532便 13:25シカゴ発→17:06オーランド着 | |||
復 路 | ユナイテッドUA1531便 8:10オーランド発→9:58シカゴ着 | ||
ユナイテッドUA 881便 12:10シカゴ発→翌日15:15成田着 | |||
宿 泊 | ポップセンチュリーリゾート(オーランド:ディズニー直営ホテル) | ||
手 配 | エイチ・アイ・エス | 航空券購入(PEX航空券) | |
ミッキーネット | ホテル予約 |
今年ディズニーは50周年の記念イヤー |
ユナイテッド利用でした |
【計画&リサーチ】
この旅の計画のスタートは2004年の11月まで遡る。その頃2004年の年末〜年始をカリフォルニアのディズニーランドで迎える旅が決まっていた。(結局はムスメの病気で土壇場でのキャンセルとなったが・・・。)では次の長期休暇となるゴールデンウィークにはどこに行こう?ということで、12月末のカウントダウン旅の準備もそっちのけで、次の旅の調査をはじめたのだった。
行き先は2003年11月に訪れたオーランド。カリフォルニアに引き続きこの結論が出るのは当然だった。いろいろ調べたところ、アメリカでは、日本のゴールデンウィークは休暇シーズンではないので、パークの混雑もそれほどでもなさそうである。年末前のこの時期では当然ながら、ゴールデンウィークのツアーの料金は発表されていないので、個人手配でリサーチを始める。11月の時点では格安航空券の料金もまだほとんどない。こんな時こそ、PEX航空券である。この時点で、アメリカ系航空会社のPEXならひとり10万円前後。この値段ならホテル代を加えてもピーク料金となる各社のツアー料金が15万円を切るとは思えないので安い。たとえ、同じくらいの料金のツアーや格安航空券が直前に出たとしても、安いツアーや格安航空券は、航空会社や便名が直前まで未定のものが多く、マイレージの加算率も悪いため、同じ程度の料金での比較ならばPEXを選びたい。
検討の結果、4/28出発、5/5日本到着のユナイテッド航空のPEX航空券を購入することにした。カレンダーでは4/29からとなるゴールデンウィークを1日フライングで出発し、4/28と5/2の2日間は会社と学校を休み、日本到着の翌日の5/6から仕事と学校に復帰する6泊8日の日程とした。家族3人で数万円の差だが、この期日設定がゴールデンウィーク期間でもっともPEX航空券の料金が安かった。
【航空券手配】
航空券の購入は、オンラインで購入するとボーナスマイルが貰えたので、本当はユナイテッド航空のHPでしたかったが、HPでは子供の航空券が買えないため諦めた(是非、改善してほしい)。結局、購入の特典は何もなかったが、エイチ・アイ・エスで購入。エイチ・アイ・エスのオンラインのPEX予約は、主要な航空会社の予約センターと直結しており24時対応で、シートマップでの座席指定/チャイルドミールのリクエスト/マイレージの申請などが予約画面上で同時にでき分かり易い。ツアーや格安旅行券では座席が指定できないことが多いため、家族がバラバラの席になってしまう心配があるが、PEXなら予約と同時に好きな3人並び席を確実に抑えられるのも大きなメリットであった。
【ホテル手配】
ホテルの手配は、ディズニー専門の現地旅行会社のミッキーネットにお願いした。他のホテル専門予約サイトでもディズニー系のホテルを扱っていたが、基本的に設定料金はどこも同じなので、ディズニーのレストラン予約など他の提供サービスが充実しているミッキーネットを選んだ。ホテルはバリュークラスのホテルで十分だった。2003年の前回の訪問の後にオープンしたポップセンチュリーリゾートで6泊を予約を申し込む。すぐ翌日にはミッキーネットから返信の連絡があり、1泊分の予約金をクレジットカード決済し、予約を完了。
[予約時の旅費内訳]
項 目 金 額 備 考 航空券 \275,000 \99,900@2人(大人)+\75,200(小人) 空港利用料ほか \22,290 成田=\2,040@2人(大人)+\1,020(小人)
米国=\5,730@3人ホテル代 約\72,850 $99.0/泊×6泊×11.5%税×約110円 合 計 \370,140
参考ツアー価格:ルックJ○Bマイセレクト「ウォルト・ディズニー・ワールド8日間」4/28発
オールスターリゾート泊基本料金 大人ひとり \179,000(空港利用料別途)
【成田までの移動】
今回も成田までの移動はマイカー。往路バス送迎、帰路は空港返しのプランにて、いつものオレンジパーキングに預ける。ただの空き地のような駐車場だが、我が家の高級軽自動車には料金の安さが一番。8日間で3,675円。連休期間でも割増料金がないのは嬉しい。
【空港ラウンジ】
今回の旅の楽しみのひとつとして出発前に空港ラウンジでくつろぐことを計画していた。なぜなら、昨年パパの会社がUCカードのコーポレートカード会員になったのを機に、パパとママはゴールドカード(社員本人はタダ。家族会員も年会費\1050)を作っていたのだ。サービスは、セルフでのドリンクサービスと雑誌、新聞の閲覧が可。ここで、普段あまり水分をとらないママは、年会費分をとり戻すべくオレンジジュースやアイスコーヒーなどを飲みまくる。パソコンの利用やビールなどアルコールの注文も希望すればできたようだが、お客が少なくて最後までシステムがよく分からなかった。ラウンジ全体の感想としては、まあまあというところ。混んでいて落ち着かないけれど、羽田のラウンジの方がサービスは上かも・・・。
ラウンジはガラガラでした。 | ドリンクコーナー |
【飛行機内にて】
国際線なので早々と出発予定の45分前に搭乗開始。GWなので日本人旅行者が多い。長距離便のため大柄なアメリカ人がビジネスクラスを好んで選んでいるせいもあるが、エコノミーシートでは過半数が日本人旅行者だった。往路のシカゴまでのUAの機材は、B777。エコノミーは、2-5-2の配列で、我々家族は中央のギャレー前の3連続席をPEX購入時に事前に指定していた。1列目のため当然足元は広く、TVモニターとテーブルの出し入れが面倒なことを差し引いても10時間以上の長距離フライトではよい席だ。成田からシカゴまでは約12時間のフライト。長いようだが、数時間毎にドリンクサービス/夕食/ビデオ/睡眠/夜食/睡眠/朝食となるので、熟睡することは難しいが、時間をもて余して飽きてしまうこともない。今回もムスメ向けには新しい絵本に、折り紙、塗り絵、らくがき帳を用意しておいた。これだけで、親がウトウト寝ていても、しつけがよい?我々のムスメは一人遊びをしていてくれる。ムスメはシートTVの飛行機がはじめてだったので、放送していたディズニーアニメ「キム・ポッシブル」も英語であったが結構楽しんで見ていたようだ。
最初のドリンクサービス | 夕食(チャイルドミール) | 夕食(ビーフ) | 夕食(チキン) |
夜食(きつねラーメン) | 朝食(チャイルドミール) | 朝食(ラザニア) | 朝食(オムレツ) |
【シカゴ乗り継ぎ】
シカゴにてオーランド行きへ乗り継ぎ。今回のフライトは航空券の購入後に出発時間の変更があり、乗り継ぎ時間がもともと1時間35分しかなかった。シカゴ到着はほぼ予定時間での到着だったが、ランディングしてから実際に飛行機を降りるまでには15分くらい掛かっていた。シカゴ乗り継ぎは初めてだったので時間がないことを心配したが、インターネットで事前予習していたお陰で我が家族は順調に進むことができた。10組位はいたと思われるオーランド行きに乗り換えた日本人の中で、恐らく一番でオーランド行きの国内線の席に座わっていたはずだ。
入国審査では、今回はじめて指紋と写真を採られた(大人だけ)。家族連れのため、審査自体は大した質問もなく、指紋・写真と合わせても所要時間はほんの数分。乗り継ぎ時間を少しでも短縮するため、今回の旅に食料は持っていかなかったので税関・検疫はなし。バッケージクレイムで成田で預けたスーツケースをピックアップして、UAの国内線カウンターに預け直してから、トラムに乗ってターミナル1へ移動する。ターミナル1では、手荷物のX線検査を再度受けたが、履いている靴も脱いでX線装置を通すように指示された。国内線に一番に乗り継ぎを終えた我々でも、搭乗したのは出発予定時間の15分前。既にほとんどの乗客が席についていた。出発時間近づくにつれ、国内線は明らかに日本人旅行者を待ちとなっていて、最後の家族がやってきた時には、予定出発時間を10分ほど過ぎていた。
【トラブル】
オーランドに到着し、ターンテーブルで荷物を待つ。ところが2つ預けた我々の荷物のうちの1つが出てこない。他の日本人は順々に荷物をピックアップして、それぞれホテルの移動へと散って行く。ヤバイと思っていると体格のいい空港係員から名前を尋ねられる。「Mr.○○?」「エッ?イエス!」そう、我々の荷物はオーランド行きの便に乗っていなかったのだ。聞いてみると、次の20時着の便でオーランドに着くから、その後ホテルに今日中に届けるというようなことを(多分)話していた。
こういうトラブルの時でも人間にとって経験は大きい。我々は新婚旅行の時にもバッケージが遅れた経験をしていた(しかもこの時はスーツケースのベルトは盗まれ、カギもこじ開けようとされたらしく壊われていた!)ので、なんとなくこの事態にも冷静だった。もともと乗り継ぎ時間が少ないためこういう事態は十分予想できたし、これに備えて手荷物にその日の着替え程度の最低限の荷物は用意してあったからだ。しかしながら、2つの荷物のうち1つだけが届かないということ、他の日本人の荷物は無事で一番早く国内線に乗り換えたはずの我々が被害にあったことはちょっと納得できない。
【空港からホテルへ】
今回は個人手配旅行なので、ミアーズというエアポートバスを利用した。このゴールデンウィーク明けからディズニーリゾートの宿泊者には、無料で空港〜ホテル間の送迎をしてくれる新しいサービス(マジカルエクスプレス)が始まるため、今回が最初で最後の利用となるはずだ。ターンテーブルと同じフロアにミアーズの受付けカウンターがあり、購入者の氏名、宿泊ホテルと帰りの日時を伝えて、3人分の往復チケットを購入。合計$79をクレジットカードで精算した(ここではJCBカードは使えなかった)。
その後、道路に直結した下の階に降りてバスを待つ。15分ほどでバスが到着、いざホテルへ向かう。20〜30分ほどで、バスが最初に着いたホテルが、今回我々が宿泊するポップセンチュリーリゾートだった。
ミアーズ乗り場 | ミアーズ (ディズニーマジカルエクスプレスの車体) |
【チェックイン】
第1の難関のホテルのチェックイン。ホテルの予約書を見せ粗末な英単語を並べながら、パパとママふたりで、かっこいい金髪のフロントのお兄さんに挑む。隣では別の日本人客が、日本語ガイドとのテレビ電話を介しての3者会話でチェックインをしていたので、まあ、我々は頑張ったほうだろう。ホテルは結構混んでいたようで、リクエストしていた50’s棟の部屋はいっぱいで70’s棟になった。ルームキーに$500のクレジット機能を付ける手続きまで済ませチェックインは完了。パークチケットも購入する予定だったが、別のカウンターに並んでくれとのことだったので、後回しにして部屋に入った。
【部屋と建物】
ようやく部屋に到着。前回泊まったオールスターリゾートとまったく同様の部屋の配置で、豪華さはなく必要最低限のシンプルな作り。親子で気軽に寝泊りにするにはこれで十分。我々の部屋は、70'sの「ミッキーの電話」の棟の4Fの外れの角部屋だった。
到着初日はパークに出掛けるつもりはなかったので、フードコートで夕食を済ませた後、夜のプールでひと遊び。
ムスメがプールに入りたがるのは分かっていたので、初日に早々とムスメの希望をひとつ叶えておく。
プールから上がったあとは、さすがに疲れていたので早めに就寝したかったが、遅れた荷物が届くかもしれない。明日のスケジュール確認などをしながら、0時過ぎまでは起きて待っていたのだが、結局この日のうちに遅れたバッケージが我々の手元に届くことはなかった。
部屋のベッド | 部屋の内部 | 70's オブジェ | 夕食(フードコート) |
[予 定]
2日目は6時起床。目覚めると部屋の電話のメッセージランプが点滅していた。遅れた荷物が届いているとフロントから伝言が入っており、朝一番でようやくスーツケースを引き取ることができた。もし今朝になっても荷物が届いていなかったら、パークに出掛ける準備に困ってしまうところだった。やれやれであった。
この日のスケジュールは、まずは開園からアニマルキングダムへ。アニマルキングダムは17時で閉園なので、その後にEPCOTへ移動して夜のショー(イルミネーションズ!)を鑑賞する計画を立てていた。短い滞在期間の旅行では、後半天候が悪くなることもあるので、前半から観たいショーやパークを優先して廻っておくことが賢明なので初日から盛りだくさんの内容だ。アニマルキングダムは動物と自然がテーマのパークで、前回2003年の訪問で我が家の1番のお気に入りのパークとなっていた。逆に、EPCOTは、前回一番時間がとれなかったので、今回はゆっくり楽しみたいと考えていた。
[アニマルキングダム]
この日はマジックキングダムが朝のエキストラ・マジック・アワーズ(1時間早く入場できる日)の設定日だったので混雑を予想して避けていた読みの通り、アニマル・キングダムの混雑はそれほどでもない。順調に主なアトラクションをこなす。この旅行前に調達したデジタルビデオカメラを片手に、ポカホンタス、ライオンキング、ターザンロックのショーも続けて制覇する。特にターザンロックはショーの構成、観客の盛り上がり、どれをとっても素晴らしい。怖いもの系がダメなムスメをボーンヤードで遊ばせながら、前回の旅で諦めたダイナソーにも夫婦交代で初チャレンジすることもできた。この日は朝から天気がよくかなり暑かったので、4:00pmからのJammin' Jungle パレードの頃には3人ともすっかりお疲れだった。
[EPCOT(イルミネーションズ!)]
アニマルキングダムを18時近くに後にして、一旦ホテルに戻って小休止。EPCOTには20時頃入った。すぐにイルミネーションズの鑑賞場所を探しだ。ちょっと出遅れた感があり、湖廻りの最前列はすでにかなりの人で埋まっていた。仕方なくどんどんEPCOTの奥に進み、結局入り口からは一番遠い対岸側のアメリカ館の近くで鑑賞することに・・。機材のトラブルでショーは15分遅れてはじまった。前回の旅では、鑑賞した場所と風向きがいまいちだったため、世間の評判ほど良く思わなかったが、今回はショー全体が見渡せ十分堪能できた。
朝食はフードコート アフリカで叩く! 昼食にポテト&ホットドック AKのシンボル パーク入口での静脈認証 夜のEPCOTにて フードコートで遅い夕食
[予 定]
この日は、8:30amにキャラクターブレックファスト(略称キャラブレ)を日本から予約してあった。コンテンポラリーリゾートホテルでの「Chef Mickey’s Buffet」で、東京ディズニーリゾートのアンバサダーホテル内にもある人気のレストランである(もっとも東京で利用したことはないが・・・)。
朝食後は、モノレールに乗って前日に引き続きEPCOTへ。昼間のEPCOTでじっくりアトラクションを楽しんだ後、
夕刻に、ディズニーワールドの近くのアウトレットモールに買い物に出掛けてみる予定を立てていた。
[Chef Mickey's Buffet]
泊っているポップセンチュリーからコンテンポラリーリゾートまでは、タクシーにでも乗らない限り直接移動する手段はないので、まずは目的地に最寄りであるマジックキングダムまでバスで移動となる。そこからモノレールに乗り換えれば、すぐにコンテンポラリーリゾートに行くことができる。ホテルを7:40amに出発し、コンテンポラリーに着いたのが8:10amくらいだった。直営リゾートの滞在者は、これらの各パークとホテルを結ぶ乗り物(他にボートでの移動できる区間もあり。)をすべて無料で利用できるので、ちょっと面倒なところもあるが、アトラクションのひとつと思えば結構楽しむことができる。
ディズニーワールド内のレストランの予約は、あらかじめ席を用意して待っているのスタイルではなく、予約の時間帯に行くと空いた席に優先的に案内してもらえれる“Priority Seating”と呼ばれるサービスを採用している。今回の旅でホテルの手配をお願いしたミッキーネットでは4泊以上のホテルを予約すると、5件までレストラン予約を無料で代行してくれるサービスを提供していたので、この日と6日目(5/3)の朝に2件のキャラブレの予約を日本から申し込んでいたのだ。
食事中は、シェフスタイルのミッキー、ミニー、プルート、チップ&デールが順に席に廻ってきてくれた。(帰りの際、出口にグーフィーもいた。)ビュッフェ形式のレストランなので、席を離れている間にキャラクターが来てしまわないよう気をつけながらの食事となった。ビュッフェのメニューはアメリカンブレックファストが基本でそれほど特筆すべきものはないが、メニューの種類はそこそこ多いので子供には楽しい。料金は、大人$16.99子供$8.99で、税金とチップ込みで$59をクレジットカードで支払った。
Priority Seating予約確認書 (ホテルでプリントアウトしてもらった) |
ビュッフェのメニュー(1) | ビュッフェのメニュー(2) |
プルートと一緒にパシャ! | ミニーと一緒にパシャ | コンテンポラリーのモノレール乗場 (ホテルの中をモノレールが通る) |
[EPCOT]
食後コンテンポラリーリゾート内のショップなどを見学した後、10:30am過ぎにEPCOTへ。モノレールでEPCOTに来るとEPCOT内を少し周遊してから駅に到着するので、バスで来るのとはちがう趣がある。
夕方か夜ばかりの訪問で、昼間のEPCOTへのインパークは初めてだった。まずは前回のオーランド訪問時にパッケージの特典で作ったリーブ・ア・レガシー(エントランス近くの記念碑に自分の顔写真を記念に埋め込んでもらえるサービス)で自分たちの写真を探した。EPCOTは、ちょうど "フラワー・ガーデン・フェスティバル" というイベント期間中で、各所にディズニーキャラクターたちのトピアリーが飾られいた。この日は"World Showcase"ゾーンには行かずに、アトラクションを中心とした"Future World"ゾーンをメインに廻った。ニューアトラクションの「ソアリン」もプレオープンしていたので早々に体験できた。カリフォルニアでの評判通りに最高だった。
[プレミアム・アウトレット]
4:00pmにホテルに戻り一休みした後、今回の旅の目標の一つにしていたアウトレットへ向かう。日本で下調べしていた通りに、ホテルからダウンタウン・ディズニーまではバスで移動し、そこからタクシーを拾って移動。チップ込みで片道$11、所要時間は10分くらい。ブランドショップもあったがそんなに高級ブランドだらけという感じはないので、馴染みやすいショッピングモールという印象だ。ディズニーのアウトレット店をメインにチェックする。ほとんど安くなっていない商品もあるが、よく探すと掘り出し物があり自分たち向けのお土産を中心に買物をした。
アウトレット内のフードコートで夕食をとった後、再びタクシー($12)でダウンタウン・ディズニーに戻る。そこでも少しショッピングをしてホテルに戻ったのは 10:30pm頃だった。
ホテルに戻った後、ランドリーで洗濯をしたので、この日ベッドに入った時にはすでに日にちが変わっていた。また、この夜は激しいスコールがあり、この日を境にして後半は曇りがちで不安定な天気が続くことになった。
フラワー・ガーデン フェスティバル |
リーブ・ア・レガシー | ソアリンの入口 (ランド館の中) |
|
ディズニー・アウトレットの 「キャラクター・プレミア」 |
アウトレットモールの様子 | 一応は日本食です (みんな味が濃い) |
スシロールもある MAKI of JAPAN |
[予 定]
4日目。この日は6時半起床。疲れがたまってきいたが、気合を入れて行動を開始する。この日は、前日モノレールに乗り換えただけで通過した大御所のマジックキングダムへ。日曜日のため午後から夜にかけては混雑が予想されるため、朝一番から午後のパレードくらいまでを楽しむ予定。夕方以降はディズニーMGMスタジオへ移動して、夜のショー(ファンタズミック!)をこの日に鑑賞しておく計画だ。なお、この日のMGMスタジオは、イブニング・エキストラ・マジック・アワーの設定日だったので、通常9:00pmの閉園が3時間延長され12:00amまでパークを楽しめる日になっていた。
[マジックキングダム]
マジックキングダムは、東京ディズニーランド(以下TDL)と同様のいわゆる普通の“ディズニーパーク”である(もちろんTDLの方が真似ているのだが・・・)。シンデレラ城を中心にアドベンチャーランド、トゥモローランド、ファンタジーランドなどTDLと同じテーマの施設やアトラクションがあり、ここオーランドでも最も人気のあるパークだ。
開園30分前には早々とエントランス前に到着。なぜなら、エントランスにあるウォルトディズニーワールド鉄道の駅で開園前に毎日開かれているオープニングセレモニーを観たかったからだ。ほんの10分くらいの小さなショーだが、列車に乗ったミッキーたちもやって来て、オープニングの気分を一気に盛り上げてくれる。TDLと異なり、オーランドではパークのオープンと同時に猛ダッシュする人はいない。入り口近くのレストランで朝食をとるゲストも多く、開園から1時間くらいは、パークの奥の方のアトラクションはガラガラだった。我々家族は一直線にシンデレラ城の裏側のファンタージーランドまで移動して、フィルハーマジック、ピーターパン、白雪姫、プーさんなどをほとんど待ち時間なしで制覇。その後も、トゥモローランドへ移動して、新アトラクションのスティッチのグレートエスケープ、バズ・ライトイヤーのスペースレンジャースピンなどをFPを上手く利用しながら楽しんだが、前回に引き続きムスメが怖がるマウンテン系ライドは、結局今回の旅でもひとつも乗ることはできなかった。
ショーの方では、TDLでお馴染みのシンデレラのショー(Cinderellabration)を午前中にクリアし、昼のパレード(Share A Dream Come True Parade)もメインストリートUSAの最前列で鑑賞できた。こちらではショーやパレードの場所取りはさほど激しくないので、2、3列目から立ち見で観るだけでよければ、数分前の場所とりで十分。しかしながら、パレードがちょうど正面に向かってくるような良い場所を確保するためには、廻りの様子を気にしながらそれなりに早めに場所とりをする必要がやはりあります。
この日もフードコートで朝食 | アリエルと一緒に。 (Ariel's Grotto(洞窟)にて) |
スティッチの グレートエスケープ |
外にスティッチがいました。 |
バス・ライトイヤーのFast Pass (空いていた・・・) |
Cindellerabration | ウッディーとジェシー そろってグリーティング |
プリンス・ジョン 知ってました? |
[MGMスタジオ]
5:00pmに一度ホテルに戻って休んでから再出発。ホテルでプールに入ってしまいMGMに着くのが予定より遅くなってしまった。今回の旅では4日目にして初MGMだ。8:30pmからの夜のショー(Fantasmic!)の鑑賞がこの日のメインだったが、まだ少し時間があったので、定番のバックロットツアーへ行く。さすがに初めてのときほどの驚きはないが、やはりMGMらしくて楽しいアトラクションである。バックロットツアーが終わりいよいよFantasimic!の屋外ステージに向かうが雲行きが急に怪しくなる。スタンド席にたどり着く直前でついにポツリと降って来た。あわててトイレの前で雨宿り。雨具を準備していなかったので、近場のショップまで戻ってポンチョを3人分調達する。緊急的な買い物だったが、大人用$7、子供用$6と手ごろで、デザインもミッキー柄だったのでちょっとしたお土産になった。
Fantasmic!の専用スタンドには数千人のゲストが収容でき、ショーが始まる頃にはほぼ満席。どこからともなくスタンドでウェーブが起こり最高の盛り上がりの中でショーが始まる。ショーが始まる頃には雨も上がっていた。オーランドのFantasimic!は、この専用のショーエリアで開催され、レーザー光線と炎、噴水のスクリーンなどの特殊効果を駆使したダイナミックなショーで魔法使いのミッキーが大活躍する。今回、我々家族は中央近くの前方の席に陣取ったためショーの水しぶきを少し浴びたが、パパはそんな中で頑張ってビデオを撮り続けていた。
この夜はエキストラ・マジック・アワーだったので、ショーが終わった後もゆっくりMGM内をぶらつく。マペット・ビジョン3Dへ初めて行ったが子供向けでも英語がツラい・・・。この延長営業の時間は、すべてのアトラクションがオープンしているわけではないのだが、我々のような遠方からの観光客にとっては一日に複数のパークを楽しめるので上手く活用したい。我々は、結局22:30pmでMGMを切り上げた。さすが帰る頃にはパーク内もガラガラになってきており、12:00amの閉園までいったいどのくらいの人が残っていたのだろうか。
エキストラ・マジック・アワーのリストバンド (ハサミがないと切って外せない!) |
遅い夕食 (フードコートにて) |
[予 定]
5日目は、日中をMGMスタジオで過ごしてから、夜はマジックキングダムでパレードと花火を観る計画。日本を出発前にディズニーの公式ホームページで調べた時点では、マジックキングダムの夜のパレードは、今回のゴールデンウィーク期間中は実施しないと発表されていたが良い方に変更になった。(我々は帰っているが)5月5日からいよいよディズニーの50周年記念イベントが始まるのを控えて、各パークではすでに新しいアトラクションのプレオープンが始まっているため、空いていると思ったオーランドが予想以上に混んでいたことを反映した変更なのかもしれない。日本ではまず考えられないことだが、こちらではショーやパレードの予定だけでなく、パークの開園や閉園時間までが間際に変更されることが結構あるので前日の確認は欠かせない。
[MGMスタジオ]
前日に引き続きMGMには9:00amの開園と同時に入る。まずは、現在東京ディズニーシー(以下TDS)にも建設中のトワイライトゾーン・タワー・オブ・テラーを目指す。当然ながらムスメは恐怖系が駄目なので前回2003年は乗れなった。今回もその意思は変わらず、夫婦交替でのシングルライドでの初挑戦になったが、朝一番で空いていたので、ほとんど並ぶこともなく、二人合わせてもほんの30分でチャレンジ終了。ママにはちょっと苦手系だったようだ。いずれにせよ絶対外せないアトラクションなので、TDSにオープンしたらもの凄い混雑必至で、かなり並ぶ覚悟が必要だろう。
人気のインディー・ジョーンズのスタントショー(EPIC STUNT SPECTACULAR)、美女と野獣のライブ・オンステージ、パレード(Stars and Motor Cars Parade)は、前回の訪問でじっくり観ていたので今回は敢えてパスして、まだ行ったことがなかったアトラクションを中心にのんびり廻る。この日の午前中のMGMはとても空いて、どこもほとんど待ち時間なし。いちばん並んだのは、マジック・オブ・ディズニー・アニメーションの中でのミスター・インクレディブルのグリーティングの順番待ちだった。
朝はやはりフードコートで。 | これがタワー・オブ・テラー (フリー・フォール系ライド) |
インクレディブル夫妻と一緒に。 (サイン帳にスタンプを押してくれます) |
リトル・マーメイドの旅にて (TDSのシアターショーのミニ版) |
昼食はトイ・ストーリーに 登場する「ピザプラネット」で。 |
昼のメニューはこんな感じ。 (サラダがでか過ぎ!) |
[ダウンタウン・ディズニー]
予定を変更し早めにMGMを切り上げて、ダウンタウン・ディズニーに行った。お土産の購入と、日本で調べていたギラデリ(Ghirardelli)というお店でパフェを食べようと思ったのだ。3日目の夜にアウトレットに行った帰りに実は覗いていたのだが、その時はディナー直後の時間で、信じられないくらい混んでいて外まで長い行列ができていたのだ(老若男女を問わずこちらの人たちには、食後のデザートが本当に欠かせないようだ)。
[マジックキングダム]
ホテルに寄ってからマジックキングダムに着いたのは6:30pm過ぎ。目的のパレード(Spectro Magic)は9:00pm、花火(Wishes)が10:00pmのスケジュールになっていた。この日も月曜日だったが、マジックキングダムはかなり混んでいたので、よい位置での場所取りを考えると、他のアトラクションを楽しんでいる時間はあまりなかった。エントランスからディズニー鉄道に乗ってトゥーンタウン駅まで行って、ムスメのリクエストに答えて白雪姫へ。その後は、7:30pmを廻り時間も半端だったので、ママとムスメのふたりはカルーセル・オブ・プログレスに向かったが、パパは早くも場所取りのため、中央エリアのシンデレラ城をほどよい距離から眺められるところに陣取った。待ち時間は1時間以上あったが、パークのスタッフたちがロープ張りの準備をしたり、子供たち相手にフラフープ、縄跳びなどで遊んでいる様子を微笑ましく見ていると、お尻はいたくなったが、そんなに待ちくたびれることはなかった。
肝心のパレード(Spectro Magic)は、TDLと同様の電飾のフロートに乗ったキャラクターが勢揃いするが、個人的意見としはTDLの方が出来が良い。他のパークの昼のパレードも同じように感じたが、”パレードもの”に関する構成、パレードのスムーズさ、整然さなどは日本の方が上位だと思う。一方、”花火(Wishes)”に関しては、構成、音楽、スケールのいずれもすばらしく、おそらく誰もが感動してしまう出来栄えだ。
子供向けのお土産には ミスターポテトヘッドがお勧め |
3人でふたつで十分なボリューム (アメリカ人はおじいさんでも一つ食べていた) |
ギラデリ (カフェにギフトショップも併設) |
50周年仕様のシンデレラ城 (暗くなるとライトアップされ綺麗です) |
いろんな装飾がされてます | この日はホテルに戻ってからの 遅い時間の夕食でした。 |
[予 定]
あっという間に実質の最終日だ。この日は、もう一つの予約をしていたキャラブレ「Donald's Breakfastosaurus」からスタート。ドナルドを中心としたキャラクターが登場するアニマルキングダム内のレストラントサウルスでのキャラブレだ。このレストランはマクドナルドが提供で、朝食時以外の営業はファーストフードレストランになっている。
キャラブレ後の予定としては、初日以来となるアニマルキングダムをそのままひと廻りしてから、EPCOTの"World Showcase"ゾーンにて最後を締める計画だ。
[Donald's Breakfastosaurus]
8:30amに予約をしていて、15分くらい前にアニマルキングダムにバスが到着。この日のアニマルキングダムの開園は9:00amだったので、まだパークはオープンしていなかったが、キャラブレ利用者だけは専用ゲートから入場させてもらえる。レストラン前で予約の確認をしてもらうと、席に案内される前に、順にパークのスタッフにより記念品用の家族写真を撮られる。この後の食事の最中に、スタッフが現像したこの写真と写真の付いたキーホルダーを席まで売りにやってくるのだった。
食事はビュッフェ形式で、3日目のChef Mickeyのときと同様に、キャラクターが席に来てくれるタイミングが気になって食事の方はやはり落ち着かない。キャラが去った後の方がゆっくり食事ができるが、こちらの人たちはさっさと食事を済ませてパークに戻っていくので、やたらお店の回転が早くて、1時間近くも食事をしているのは日本人ゲストだけかも。キャラクターはミッキー、ドナルト、グーフィー、プルートが続けてやってきてくれました。食事のメニューは、いわゆるアメリカ料理だったが、Chef Mickeyよりは日本人には朝食らしい無難なメニューが多い印象だ。味の方はアメリカ料理の期待を裏切らない!?いつもの味。いくら食べても、アメリカ料理でいちばん美味しいのはやはりオレンジジュース!ここの料金もChef Mickeyと同じ、大人$16.99子供$8.99。
オープン前のAKのエントランス (キャラブレゲストはここから入場) |
レストラン前の様子 (受付をして呼ばれるのを待ちます。) |
ビュッフェのメニュー (Chef Mickeyよりは無難かな) |
まずはミッキーが登場! | 続けてドナルド! (これが今回の初ドナルドでした。) |
グーフィーもきました。 |
[アニマルキングダム]
朝食後のアニマルキングダムでは、ワイルドライフ・エクスプレス・トレインに乗って、パークの一番奥のラフィキのプラネットウォッチのエリアに向かう。ちょうどグリーティングが始まった時間で、ここの主役のライオンキングのラフィキにも会えた。その後は、ママの希望によりこの旅2度目のターザンロックへ。何度観てもやはり面白い。キリマンジャロ・サファリに最後にもう一度行って、アニマルキングダムを後にする。次に来られるのは順当ならば来年のGW頃かな・・・。
コンサベーション・ステーションでは こんな体験もできます。 |
家族3人でラフィキとパシャ! | アフリカゾーンのダワ・バーの 横には涼しいミストのシャワーが |
[EPCOT]
1:00pm頃にEPCOTに到着。今回2度目となるソアリンに乗った後、それほど混んでいなかったので夫婦それぞれシングルライドでテストトラックにも初挑戦した。テストトラックは、ゼネラル・モータズが提供する自動車の走行テストの様子を再現したアトラクションで、スピード感のあるスリル系ライドなので怖いという感じはなかった。次回はムスメにも是非挑戦していもらいたいものだ。
この後はWorld Showcase側へ向かう。メキシコ館から、湖沿いを時計廻りにまわる。中国館では、9月にオープンする香港ディズニーランドの展示をしていた。模型や写真などの展示が充実しているので、まだまだ内容が乏しい公式HPあたりよりも具体的なイメージができる内容だ。興味がある人にとってはおススメ。オープンしたら、行ってみたいと思わせてくれる。
昼食は日本館の「ヤキトリハウス」で、一応は久しぶりの日本食。ここはファーストフードタイプのお店なので、気軽に利用ができるが味付けは「なんちゃって」。料理自体も“ヤキトリ”というよりは、“鶏肉のしょうゆ餡かけ”といった感じ。本格的な日本食をきちんと食べたいのなら、同じ日本館の三越の2Fで鉄板焼きや天ぷらが食べられるのでそちらの方がいいかも。我が家は、パークでの食事は基本的に軽食で十分なので、次回以降もきっと面白がってヤキトリハウスを利用すると思う。うどんやカレーライスなどのメニューもあるようなので、今度はそれらにも挑戦してみたい。
EPCOTはミッキ−などのディズニーキャラクターが直接絡むアトラクションがないので、小さな子供向けのパークとは言えないが、グリーティングエリアは結構多く点在していて、World Showcaseのゾーンではその国々にちなんだプリンセス系のキャラたちに会える。特に時間をチェックしないでパークを廻っていたが、中国館ではムーラン、アメリカ館近くでは白雪姫、フランス館ではベル、イギリス館ではアリス(一緒にピグレットとイーヨーもいた)などにこの日は会えた。かぶりものキャラではなく、みんな“生身の人間”なので大人の方は少し緊張してしまうが、ムスメはサインを貰い大喜びだった。
EPCOT行きのバス待ち | テストトラック (ムスメは乗ってませんから!) |
EPCOTの湖をバックに (広すぎます) |
ノルウェー館のバイキング船 |
中国館のHKDLの展示 | 東京ディズニーランドのフラッグ (50周年を記念した装飾の一環) |
昼食は日本館のヤキトリハウス (将軍コンボ) |
日本館の五重塔をバックに (ミッキーアイスを持っています。) |
FISH & CHIPS (ムスメが英語でオーダー(?)した) |
プーさんのトピアリー | こんなフレームもありました。 | ホテルでの最後の食事 |
[帰りの準備]
この日はホテルに戻ってからも荷造りをしなければならないので、まだまだ名残り惜しかったが早々と18:00pmにEPCOTを出た。ちょうど雲行きが怪しくなってきたところで、ホテルへの移動中には雨が降り出したので、結果的にはいいタイミングだった。
フードコートで最後の食事を済ませ、ムスメをさっさと寝かせて明朝の出発に向けての準備に始める。我が家はお土産などをあまりたくさん買わない方なので、2つのスーツケースに荷物は余裕で収まった。明朝の空港までの移動は、往路同様にミアーズを利用する。帰りのミアーズを利用するためには、24時間前までに電話での予約が必要だったが、英語の電話にはとても自信がないので、月曜日にミッキーネットに電話して帰りのミアーズの予約をお願いしていた。ミッキーネットでホテルの手配をお願いした場合には、ミアーズの予約も無料で代行してもらえるのだ。(もちろん日本語で、公衆電話からのフリーダイヤルが可。)ちなみに、8:10amオーランド発のフライトに対して、ミアーズのピックアップ時間は5:10amだった。
[チェックアウト〜空港へ]
帰国の朝は、4:10am起床。普段の生活ではちょっと考えられない早い時間だが、旅行の場合はたいていの無理はきいてしまうから不思議だ。オーランドから日本に帰る場合、利用する便によって乗継ぎ地はいろいろあるが、オーランド発が6時台〜8時台くらいとなるのが普通で日本人はみんな早起きが強いられる。我々の乗るUAの便は8:10am発だからこれでも遅い方のグループかもしれない。
ミアーズの迎えがくるのが5:20amだったので、5:00amにはフロントでチェックアウトを済ませた。この時間だとフロントにはスタッフが2人しかいないかったが、この時間にチェックアウトにくるのは、地球の裏側から来るような観光客しかいないので、団体とかち合うなどタイミングがよほど悪くない限りそんなに待たされることもない。ちなみに、ディズニー直営ホテルではチェックアウトの混雑回避の対策として、クレジットカードをチェックイン時にチェックしたゲストの場合、チェックアウトの日の朝までに部屋のドアに支払明細を掛けておいてくれて、クレームがなければそのままフロントに寄らずにチェックアウトできるサービスがある(前日電話にメッセージが入る)。ただし、日本人の場合は出発が早すぎるので、なかなかこのサービスの恩恵は受けられません。
ほぼ予定時間にミアーズは無事到着し、チケットを渡して乗車する。ポップセンチュリーからもう一組同じミアーズに乗車したが、出発日に成田・シカゴ経由の同じ便で見かけた日本人親子だった。また、このミアーズには我々を含めて、5組ほどが乗車していたが、1組以外はみんな日本人グループだったと思う。つまり、オーランドの到着と出発は、日本人はみんな同じようなスケジュールになる訳だ。
[オーランド空港]
ウトウトしているうちに、オーランド空港に6:00am頃到着する。ミアーズはターミナルの手前の方で止まったので、
UAのカウンターまでちょっと距離があった。大した問題ではなかったが希望を言えば、もっと近くで降ろしてもらえたのかもしれない・・・。
UAのチェックインカウンターは早朝の時間帯に出発するたくさんの人たちで混雑していた。機械対応の自動チェックイン機をメインに使わせたいのか、直接人が対応する窓口は2箇所しか空いていなかったので、順番待ちの列がどんどん長くなった。当然、自動チェックイン機の方は流れよく、eチケットならば自動チェックイン機も使えたと思われるが、分からないと厄介なのでここは待つしかない。しかも、要領の良いアメリカ人たちは、急ぐからと前の方に割り込んでいく始末だ。そういえば、前回2003年のときは、JTBのツアーだからなせるワザなのか、ツアーの客用にカウンターを空けてもらって優先して手続きをしてもらったことをここで思い出した。まだ時間は十分あるとは言え、無駄に時間をロスしたくなかったのでちょっと困っていると、ここで運よく?我々の便の前に7:00am発の同じシカゴ行きがあったようで、出発時間が近いので優先すると呼び出しを始めた。きっちり英語が聞き取れなかったのをいいことに、何食わぬ顔で「シカゴ!」と言いながら一気に前に進み、他に並んでいた人たちよりは早めにチェックインを済ませることが出来たのだ。
セキュリティーチェック前に、ディズニーストアなどの空港内のショップを少し覗く時間があるかと散策したが、さすがにこの時間ではほとんどのお店はまだオープンしていない。早々に断念して、6:50am頃にはセキュリティーチェックへ。パスポートと搭乗券を検査場の係員に見せ、機内持ち込みの荷物をX線に通して検査終了。トラムに乗って搭乗ゲートへ。そしてゲート手前カフェでようやく朝食。この店で注文したベーコン&エッグバーガーと、ホテルで買ったドーナツにて軽く朝食を済ませた。
この後ゲート前に行くと、間もなく搭乗案内が始まり、我々の乗ったシカゴ行きのUA1531便は定刻にオーランドを飛び立ち乗継ぎ地のシカゴに向かった。[シカゴ空港]
定刻より10分くらい早くシカゴに到着。帰りのシカゴでの乗継ぎ時間は2時間ちょっとあった。往路に比べると、時間もあるし、同じUAでの乗継ぎだと、空港での移動も同じターミナル内でのゲート移動だけ。しかも手荷物の預け替えも、セキュリティーもないので時間はたっぷりあった。まるで往路の慌しさが嘘のようだった。
シカゴでは、往路の入国審査で採った指紋の照合があるかと思ったが、結局何もなし。帰りの検査については、これでいいの?とこちらが心配してしまうくらい何もなかった。
オーランド空港での朝食 | シカゴまでの国内線での ドリンクとスナック菓子 |
シカゴ空港での軽食 (シナボンのシナモンロール) |
[飛行機内〜成田到着]
復路の成田までのUAの機材は、B747-400。3-4-3の配列だったので、なるべく番号の若い前の方の窓際3席を指定していたが、ちょうどギャレーの真横の席だった。機内食の準備なので人の動きが頻繁で落ち着かず、ギャレーの空調のせいか、出入り口から冷たい空気の流れが感じられあまり良くない位置の席だった。往路と異なりシートTVがない機種だったので、ひたすら寝て、食べて、寝ての繰り返しだ。ムスメも、飛行前半はなかなら眠れなかったが往路と同様に一人でよく遊んでいたし、後半にはさすがにまとまって眠ってくれたのでよかった。
大きな揺れなどもなく順調に飛行し、成田には15:15pmのほぼ定刻に到着した。前回2003年の復路は、機材トラブルがあって乗継地のデトロイト発が5時間以上の遅れとなり、成田に到着した時間が22時を廻った経験をしていたのだ。こうして、当たり前のことなのだが、無事な到着にホッとすると同時に、ついにこの旅の終わりがやってきてしまったことに寂しさを感じる瞬間でもあった。
帰りのUAの機体は 旧塗装のB747-400 |
最初のドリンクサービス (ビールを飲んで寝るつもり) |
チャイルドミールの昼食 | 昼食(チキン) |
昼食(ビーフ) | スナックの軽食 | 夕食(パスタ) | 夕食(ビーフ) |
こんなくだらないパズルでも ムスメの暇つぶしには十分 |
成田のバッゲージ・クレイム | この旅の荷物たち |
買ったお土産 (並べてみました。) |
オーランドは2回目の訪問となったが初の個人手配による旅行ということで、出発の前に気になった事柄や心配事については、ネットをフル活用して出来る限りの下調べをして出掛けた。お陰で初日にスーツケースが遅延した以外のトラブルはなく、無事に予定通りの滞在を楽しむことができた。計画からの各種の準備において、ネットから得られる情報がとても役立ち、経験が少ない旅行者にとっては貴重なものであった。航空機の乗継ぎや、空港からホテルへの移動、チェックイン&チェックアウト、レストランでの支払いなど訪問先の各場面で予想される出来事について、それらのイメージがあらかじめ有るのと無いのとでは大きな差である。どんな些細なことでも、気になることは出発前に、ネットの検索や掲示板サイトに質問するなどしておくことをおススメしたい。
我が家族では、前回のオーランド訪問時には体験していないいくつかのことについて、今回の2度目の訪問では是非チャレンジしたいとの目標を出発前に立てていた。即ち、@予約して利用した2つのキャラブレ、A乗れなかったアトラクションへの挑戦、Bプレミアムアウトレットでのショッピング、Cギラデリでパフェを食べるなどだ。
いずれも行き当たりばったりでも十分こなせそうなものばかりだが、各パークを楽しむ時間にこれらを上手く取り込んで日々のスケジュールを立てないと、結局時間がなくて行けなくなってしまう場合が多い。一日に複数のパークを廻り、且つ、主なショーやパレードを効率よく鑑賞することは結構難しく、特に子供連れだと無理もきかないので尚さらだ。今回は2回目の訪問ということもあり、各パークを欲張りすぎずに廻ることができたので、上記の目標をすべて達成することができ満足している。
しかし、ここオーランドには、まだまだ未体験のアトラクションや、ウォータパークなど一度も足を踏み入れていない施設もたくさんある。これかも毎回訪れるたびに、少しずつ新たなチャレンジをしながら、WDWをリピートする楽しさと、海外旅行での貴重経験を積んでいきたいと思う。
[最終費用]
項 目 金 額 備 考 【旅費1(航空券&ホテル)】 航空券 \275,000 \99,900@2人(大人)+\75,200(小人) 空港利用料ほか \22,170 成田=\2,040@2人(大人)+\1,020(小人)
米国=\5,690@3人ホテル代 約\72,850 $99.0/泊×6泊×11.5%×約\110 (小計) \370,020 【旅費2(諸費用)】 WDWパークチケット(5day Hopper) 約\75,680 $687.99(TAX含) ミアーズ 約\8,690 $79.0(3人分) 海外旅行保険 \0 未加入(UCゴールドの付加保険でカバー) 成田パーキング代 \3,675 オレンジパーキング8日間 【現地支出】 現金 約\41,960 成田空港両替は、\49,931($457分) クレジットカード 約\77,210 合 計 \577,235 <計算rate : $1=\110>
お世話になったサイト
旅の下調べでお世話になたサイトを紹介します。
「ミッキーネット」
ディズニー専門の現地旅行会社。提供するサービスはもちろん、利用掲示板が充実。
米国ディズニー行きを計画するなら必ず立ち寄りたい。
「日本航空(JAL)ホームページ」
主要空港のターミナルマップと各種の情報を提供。到着、乗継ぎ空港の様子をイメージできます。
「国際線」→「空港・チェックイン・機内サービス」→「空港情報」から目的空港を選択。
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