まずは旅の目的と条件を明確に


ママは恒例!?のWDW旅行中。 同行できないパパ&ムスメはお留守番。
そんな寂しい週末も、残されたふたりで、どうせなら楽しく過ごしてしまおう!
ってことで、ママの旅の手配を手伝いながら、同時に自分たちの計画を練っていたのでした・・・。(笑



手配・準備編


[申し込み内容]
旅行期間 2007年10月19日(金)〜2006年10月21日(日) 1泊3日
旅  程 1日目 22:30 竹芝桟橋発 東海汽船「さるびあ号」 
2日目  9:30 八丈島底土港着、着後フリー レンタカー利用  八丈島(泊)
3日目  9:05 八丈島空港発(ANA822便 ) 9:50 羽田空港着
宿  泊 国民宿舎「サン マリーナ」 1泊2食付
手  配 個人手配
東海汽船
宿泊 楽天トラベル  
航空券 ANA(全日空) 
レンタカー 八丈フリーダムレンタカー
往復船便にすれば、往復の交通費と宿泊を組み合わせたツアーの方が安いものもありましたが、日曜日の10時頃にはいずれにせよ八丈島を出発することになり、到着も夜になってしまうので、今回は船&エアでの個人手配を選びました。

[支払い明細]
項 目 金 額 備    考
宿泊代 \12,075 1泊2食 : 大人\6,825+小人\5,250(税サ込)
▲\4,000 楽天スーパーポイント利用
往路:東海汽船運賃 \11,450 2等イス席 大人\7,630、小人\3,820
インターネット予約10%割引き適用(通常大人\8,470、小人\4,240)
復路:ANA航空券運賃 \20,800 大人\11,700(特割1)、小人\9,100(小児運賃)
レンタカー \3,500 24時間 車種:軽自動車
ホームページ事前予約30%割引き適用(通常\5,000)。



支払合計》 \43,825


TDRのハロウィンとか、日帰りバスツアーなんかもこの時期いいねー。
どうせなら、温泉1泊?いやいやマイレージもあるし、いっそ北海道とか沖縄でも行っちゃうか!

いろんな計画が浮かぶものの、そもそもママ抜きで大掛かりな旅行を計画するのは、何かおかしいよな・・・。(笑

で、いろいろ考えた末、出発10日前くらいになり、ようやく決まった目的地が、伊豆七島は八丈島!
国内の沖縄以外の島には、行ったことがないし興味がある。
船で金曜日の夜行で出発。土曜日1泊で日曜日には東京に戻るという、変則1泊3日の週末旅行っていうのも面白そうだ。
さらに、ムスメの今の担任の先生がかつて八丈島で教員をしていたらしく、島の話を聞いたことのあるので行ってみたいと言う・・・。

よし、これで決定だ!




手配・準備編


第1日目(10/19(木))
 
はじめての夜行船での出発。途中、三宅島、御蔵島にも寄港し、八丈島までは約11時間の長旅です。

自宅出発は、20時30分。
JR浜松町まで電車に揺られ、そこから
徒歩で竹芝桟橋のターミナルに到着。


あまり行く機会もないので、
ターミナル付近を散策したかったけど、
この日は、あいにくの大雨でした。
週末ということもあり、ターミナルは、
伊豆七島を目指す人たちでいっぱい。

釣りや、ダイビング目的の人が多い様子。
カウンターで予約番号を言って、
乗船券と引き換え。
クレジットカード払いが出来ました♪
低気圧の通過で、お天気も海も荒れ気味。
悪天で着岸できない場合は出発地に
引き返す「条件」付の出航です。
雨の中、定刻の出航。
レインボーブリッジの下を通過!
2等イス席。2等席には和室の大広間も
ありましたが、イス席の方を選択。
飛行機のエコノミー席よりもずっと快適♪

船内には、コインシャワーもあります。
乗船直後、就寝前に利用している方が
結構いました。(10分200円)
定員的にはほぼ満席だったようですが、
2等イス席は6割くらいの埋まり具合。
こんな感じで空いた席で横になれました♪

早朝5時前に、最初の寄港地、三宅島に無事到着できました。
ここで、「さるびあ号」に乗っていた7割くらいの乗客が下船しました。
噴火からの復興で大変だった三宅島にも、随分と観光客が戻ってきているようです。
日が昇り、明るくなったのでデッキへ。
海はまだ波が高く、
船内もかなり揺れた航海でした。
8時を過ぎ、前方に、はっきりと
ひょうたん型の八丈島が見えてきました。
9時10分八丈島到着。
いよいよ下船です。

八丈島航路の「さるびあ丸」。
豪華設備を備えた客船ではないですが、
こんな船旅もこれはこれで楽しいですね。




第2日目(10/20(土))
八丈島に上陸。予約していたフリーダムレンタカーさんに港まで迎えに来ていただき、営業所まで移動。
手続きを済ませ、島内ドライブのスタートです♪


 
「南原千畳岩海岸(なんばらせんじょういわかいがん)」
八丈島の西山(八丈富士)が噴火した際の溶岩でできた海岸。
溶岩の黒々しさ、海の青さと打ち寄せる波の白さが印象的。

「宇喜多秀家公と豪姫の碑」
宇喜田氏は、関が原の戦いで破れ、
八丈島に流された武将だそうです。

南原千畳岩海岸のレストハウスで、
「あしたばソフト」を購入。
八丈島沖合いに浮かぶ八丈小島。
いまは、無人島だとか。
島の北側にある大越鼻灯台。 八丈富士の中腹にある「ふれあい牧場」
圧倒的な眺めと対照的にのんびりとした牛たち。

ふれあい牧場から東山(三原山)と島の中心地を望む。
町の真ん中を、八丈島空港の滑走路が横切る。

「八丈島歴史民族資料館」で島の歴史をお勉強♪
資料館の建物自体がかつての八丈支庁舎で、国の有形文化財に登録されているらしい。
100年以上の歴史がある島の某小学校。
ムスメは、担任の先生と良いコミュニケーションが図れることでしょう。

昼食は、「あしたば天ざるうどん」1,050円。
(そば処 合月にて)

陣屋跡周辺の玉石垣の町並み。
車道から遊歩道に入り、「裏見ケ滝」へ。
その名の通り、滝の裏側をちゃんと通り抜けられます。


「裏見ケ滝温泉」は無料の公共温泉。
水着着用の混浴なので、父娘でもOK。
「TEPCO八丈島地熱館」
他にお客さんがいなかったので貸切でした。

農産物直売所の「えこ・あぐりまーと」
熱帯果樹の温室も併設。
またまたアイスを食べる。
「しまじお」のアイスクリーム♪
身内へのお土産と、美味しそうなプリンを
夕食後のデザート用に購入。
登龍峠(のぼりょうとうげ)の展望台からの見晴らし。
時間的に逆光になってしまいましたが、新東京百景にも選ばれた眺めだそうです。

夕方、宿に戻り、さっそくお楽しみの夕食です♪
島寿司を中心とした地元料理も並ぶメニュー。八丈の焼酎のサービスもありました。

「えこ・あぐりまーと」で買った
あしたばプリンと牛乳プリン




第3日目(10/21(日))
 
最終日。夕方便が希望でしたが、満席で予約がとれなかったので、9時5分のANA便で帰ります。
朝食を済ませたら、すぐのチェックアウト。 どうせ早く帰るなら、有効に時間を使うためレンタカーは空港乗り捨てにしてました。


最終日。
今日も島は晴天になりそう。
今回1泊した部屋。
シンプルな和室の6畳間。
宿の廊下。民宿ですので、
風呂・トイレは共同になります。


廊下の片隅に共用のPCが開放されており、いろいろ役立ちます。 朝食は、7時から。
ついつい食べ過ぎる・・・。(笑
8時。早々にチェックアウト。
お世話になりました!

ここから、国民宿舎「サン マリーナ」HPへ。

空港へとつづく道路。
南国らしいまっすぐな道。
両側の歩道には、八丈島を代表する花、
ハイビスカスが咲き並ぶ。
8時過ぎには、
八丈島空港ターミナルに到着。


定時フライトであっという間に
羽田空港に無事戻りました。




手配・準備編


《八丈島まで(さるびあ丸にて)》
出発の夜は、低気圧の通過にともない、結構荒れ気味の雨降り。
翌朝には天気が回復する予想だったとはいえ、条件付出航というハラハラの旅のスタートとなりました。

乗り込んだのは、さるびあ丸の一番安い2等室のイス席。
2等室には、同じ料金で横になれる広間タイプの和室もありましたが、イス席の方が他の乗客が気にならないと考え、こちらを選びました。
イス自体も飛行機のエコノミー席よりも広く、リクライニングもできるので十分寛げました。
さらにイス席が空いていたこともあり、空席を利用して横になって寝ることができ良かったです。

一方、船内では、夜行で寝るだけだったから良いものの、手荒い”揺れ”の歓迎も受けました。
実際、明け方目覚めた娘は、少し船内を立ち歩いただけで船酔いになり、島到着前の1時間ほどは、ヘコたれてました。
こんなことも予想して、復路は船便ではなくエア利用を選択して正解でしたー。


《八丈島観光》
島滞在は、到着日の1日だけなので、効率良く島内を回れるようにレンタカーを利用。
軽自動車とは言え、1日3000円台で借りられ、帰りも空港乗り捨てがOKなので、とても今回の旅では有効でした。

日中は、半袖の服でちょうどいいくらいの晴天となり、景観の素晴らしい島内ドライブはとても気持ち良かったです。
数日の滞在であれば、登山、ハイキング、釣り。夏ならばダイビングやシュノーケリングなども楽しめたと思いますが、今回はそこまでは無理。
それでも、ドライブ、温泉、そして、あしたば・くさや・島寿司などの八丈の料理などの目標はクリアできました。

たった1日の慌しい滞在でしたが、八丈のゆっくりとのんびりした島独特の時間の流れと、海と自然に囲まれたリゾート地のとしての雰囲気をある程度体感できたのではないかと思ってます。

一方、やり残したことのひとつは、複数ある島内の公共温泉に1箇所しか入れなかったこと。
まあ、父娘の旅ですので、温泉めぐりを旅のメインの目標にするのも難しいですがね。(笑
そして、もうひとつが、八丈島の観光協会(?)主催の宝探しをクリアできなかったこと。(
→コレ
スタンプラリーっぽい企画なんだけど、クイズ形式になっていて難しいんだもの・・・。最低3個集める宝を2つしか見つけられなかった。残念。(汗

また、今回の宿泊先は、ホテルではなく民宿(サンマリーナ)でした。
ホテルと違い、バス・トイレは共同ですし、お部屋も6畳一間のふつうの家の和室です。
それでも、浴衣やタオル、歯ブラシの用意もあり、部屋の布団もちゃんと敷いていただけましたしまったく不満はありません。
むしろ、娘連れの宿泊だったということもあり、いろいろと声を掛けていただいたり、子供用の食事に気を配ってもらったりと、アットホームなサービスに感謝です。


そんなわけで、島内観光はもちろん、船とエアのふたつの手段での移動も楽しめましたし、1泊3日の八丈島への小旅行はとても印象深い旅となりました!



 

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