まずは旅の目的と条件を明確に

今年の夏は、家族での海外旅行の予定なし。
会社の夏休みが特にないママは残し、パパの夏休みに、初めて父娘のふたりで旅行に出かけてみました。
目的地は、費用面と、パパの楽チンさを優先し、バスツアーで野沢温泉に連泊となりました。



手配・準備編

[申し込み内容]
旅行期間 2006年8月17日(木)〜2006年8月19日(土) 2泊3日
旅  程 1日目現地到着後、最終日現地出発までフリー
野沢温泉(泊) 2泊3日 4食付
宿  泊 「野沢セントラルホテル」(野沢温泉)  
手  配 クラブツーリズム

たびともバスツアー
「13の外湯めぐりで名湯を 野沢温泉・のんびり3日間」
日帰りから連泊プランまで、バスツアーと言えば「クラブツーリズム」。
プランの種類、数はもちろん、良心的な価格設定がとても人気です。

[支払い明細]
基本料金 \30,960 8/17出発
旅行代金 おとな\15,980+こども\14,980
申し込み・
支払いに関わる
諸費用
\0 クラブツーリズムでの旅費の支払いは、申し込み後に郵送されてくる専用振込み用紙での銀行、郵便局からの振込みが原則になっています(手数料各自負担)。
しかし、実は
クレジットカードによる支払いも可能。手続きも予約センターに電話するだけ。これで、振込み手数料が節約できるうえに、クレジットカードのポイントもゲットできます!
支払合計 \30,960

 この旅の計画にあたり、目的地は未定でした。
パパのお盆休み中に、お安く楽しんでこれそうなツアーをひたすらリサーチした結果、この「13の外湯めぐりで名湯を 野沢温泉のんびり3日間」にたどり着きました♪
 本当なら夏らしく、海方面に出かけるべきところでしょうが、我が家は元々、「夏派」「海派」ではないし、夏にシーズン真っ盛りの海方面に旅に行くなんて、混んでるし、お値段も特上クラスですし・・・・ね。
北海道には、春・夏。沖縄には、冬シーズンしか行ったことがない我が家らしい、選択って訳であります。

 でも、値段だけじゃなく、ちゃんと肝心なところは抑えてありますよ。
父娘で外湯めぐり???。そう、父娘で一緒に温泉に旅行に行ったって、一緒にお風呂には入れません。
ましてや、外湯。8歳の子どもが知らない人と外湯に喜んで入るのかよ!って大疑問ですよね〜。
 実は、今回の外湯めぐりはオマケなんでいいんです。野沢温泉には、外湯の他に娘が大好きな無料の「足湯」スポットが2箇所あることをチェック済み。
 更に、プール好きな娘のために、通年利用可能な屋内プール施設があることも大きな魅力だったのでした。
首都圏の人気のレジャープールは、夏はイモ洗いと言われるくらい混みますが、温泉地のプールがそんなに混むと思えます?
ねー、我ながら、良い作戦でしょう・・・。
 しかも、ガソリン代も高いご時勢に、父娘のふたりならマイカーで出掛けるよりも、バス旅行の方が経済的。そして、何よりお盆休みの渋滞に巻き込まれても、自分が運転するわけじゃないからストレスなし。楽チン旅が楽しめますからね。

 うーん、完璧な計画だ〜♪ さて、実際はどんな旅になったのでしょうか・・・・。



手配・準備編

野沢温泉 と「野沢セントラルホテル」の紹介

野沢温泉は、新潟県に接する長野県最北部に位置し、江戸時代からの温泉地として栄えてきました。
温泉、スキー、野沢菜・・・。全国的も有名な温泉地のひとつです。(>観光公式HPへ

セントラルホテルは、
野沢温泉中心街の入口にあり、
何処に行くにも便利。
ご覧の通りの小さなホテル。
温泉の大浴場も完備していますが、
外湯の1件がすぐそばにあります。
今回の部屋は8畳間一間の
部屋でしたが、親子ふたりが
ゴロゴロするには十分。
部屋の設備は、テレビ、金庫、暖房。
壁付のクーラーもあります。
トイレありも、洗面スペースはなし。

宿泊情報はこちらでご確認下さい。



第1日目(8/17(木))
 
バスは、関越道で新潟県湯沢地区を経由し、峠越しで野沢温泉へ向かいました。

バスの集合場所は、上野駅と新宿駅。
バス1台、総勢41名のツアーでした。

参加予定者1名が集合に遅れて、
途中合流なんて事件もありましたが、
順調に駒寄PAで最初の休憩。

湯沢で関越道を降りたところで、
昼食を兼ねた2度目の休憩。
休憩は、レストハウス越後にて。
ここは、長野ではなく新潟県です。
お昼は付かないので、オプションで
おススメ御膳を注文するか、
併設のレストランでの自由食。
自由食を選択し、
チャーシューメンと山菜そばを
オーダーしました。

湯沢から長野へ向かうバスからの車窓。気持ちのよい田園風景が続きます。

14時前に、野沢温泉に到着。
さっそく温泉街の散策にでました。
ここは、名所の源泉「麻釜(おがま)」

ミニ温泉広場「湯らリ」は、麻釜の
すぐそば。見晴らしのいい場所にあり
周辺の山々の景色も楽しめます。
「湯らり」には、歩行浴が楽しめる
こんな施設と、足湯があります。
足湯につかり、大満足なムスメ。
熱いと文句をいいながら
20分は入ってました。

夏休み中の温泉街では、各種の
イベントが企画されていたようです。
その名残の天然雪??
いい感じの店舗が温泉街には
軒を並べています。
温泉街の中心「大湯」の前にある
足湯で、夕立の雨宿り中。

雨上がりの温泉街。
看板に灯りがともるとこんな町並み。
夕食は、18時から宴会場で
同じツアーの4組と一緒に取ります。
豪華ではないですが、無難なメニュー。

この日滞在中のお客さんは、
ムスメを除き、大人だけでしたので、
とても静かな食事でしたっけ。


第2日目(8/18(金))
終日フリーのこの日は、ムスメのお楽しみのプール「野沢温泉アリーナ」に出かけました。
午後からは、再び温泉街に戻り、
「集印帳」を買って野沢温泉街で集印(スタンプ?)ラリーをしました。
 
本日の朝食
こんなもんでしょう。特に感想なし。
ホテルからプールに向かうと
「野沢温泉シャンツェ」が見えました。

目的地「野沢温泉アリーナ」は通年オープンしています。
スキー地区の施設なので、冬季は大人1500円ですが、夏季は1000円。
さらに前売り割引きなら、大人800円、小人400円で利用できます。(コチラへ)
施設は広くありませんが、流れるプール、ウォータースライダー、波のプール、競技プール、幼児プールが揃っています。

施設はとても清潔に保たれており、家族で快適に過ごすことができます。サマーベット、サウナ、ジャグジー。ロッカールームには、浴場もあります。
すべての設備を、入場料だけで利用できます。
本日の昼食は、プールあがりに野沢温泉アリーナ内のレストラン「シャンテル」にて。
食券+セルフサービスのレストランですが、窓からプール施設を一望しながら食事ができます。
アリーナのロビーに飾られた「道祖神」。
野沢温泉は日本一の火祭り
「道祖神祭り」が有名らしい。

名物「おやき」を温泉街にて食す。
この時食べた”しめじ”と”かぼちゃ”の
おやきは絶品でした。
昼間の野沢の温泉街。細い路地に、民家や旅館、土産店が立ち並んでいます。
坂道がやや多いですが、風情があって散策にはもってこい。
この旅行記の中で訪れたエリアは、徒歩だけですべて行ける距離にありました。
プールの帰りに「集印帳」を購入。13の外湯を中心に集印を集ながら、街中の散策を楽しみました。
集印の方法:2枚1組の複写式になっている専用の帳面を、台の上の金属製の版にのせて、台に付いている棒の先で紙の上からこすります。
これにより、下側の紙の方に版の絵柄が転写されるという仕組み。慣れるまでちょっと難しいですが、面白いです。(集印帳は、1冊250円)

2日目の夕食。
2日間とも食後の行動も考えて、
夕食時の晩酌は我慢しました。エライ!?
夕食後、夜の温泉街を再び訪問。
昨日の昼間訪れた、「麻釜」の源泉の夜の様子です。




第3日目(8/19(土))
 
あっという間に最終日。東京へ帰るバスが迎えにくる13時30分頃まで、午前中いっぱい遊ぶことができました。
夏場もゴンドラが運転してたので、ゴンドラに乗って山の上まで行ってみることにしました。

本日の朝食。
質素ですが、安いツアーですので。
「ゆらり」で、この旅最後に
足湯にもう一度入りました。
集印は、外湯やその他の観光スポットに
用意されており、13箇所以上集めると、
粗品が貰えるので本日も続行。

最終的に、外湯は13箇所中11箇所を
見学できました。
でも、実際入浴できたのは4箇所のみ。

街の山の麓にあるので、廻りは
スキー場の山々。
ゴンドラやリフトがあちこちに。

「長坂ゴンドラリフト」で、
山頂近くのレストハウスを目指します。
ゴンドラから街を見下ろした様子。
なかなかの絶景ですね。

ゴンドラを降りた山頂近くの風景。
木々の緑と青い空が気持ちいい。
この日は、MTBの大会が
ゲレンデのコースで開催中でした。
ゴンドラ下車駅に併設の喫茶?で休憩。


チーズケーキとおやきを食べました。
チーズケーキが美味しかった。
おやきは「なす」と「野沢菜」でした。
そりが無料で借りられたので、
ちょとだけ遊びました。
再び麓に戻りました。
野沢温泉は、長野オリンピックの
競技会場のひとつだったそうです。
最後に、集印13箇所以上のノルマを
クリアしたので、観光組合で
記念品(手ぬぐい)をいただきました。
記念品の、外湯めぐりの手ぬぐい。
他に野沢温泉のタオルも選べました。
帰路の関越道・高坂SAにて。
大きな渋滞にも巻き込まれることなく
順調に東京まで戻ることができました。
噂の「サービスエリアのGS渋滞」が
ここでも発生してました!
SAで買った神戸屋のパンを購入。
これはお昼?夕食?




手配・準備編

 今回の旅行は、本当にの〜んびりと楽しんでくることができました。

 よくよく考えてみると、国内旅行で2泊以上して、同じホテル、同じ地区に滞在するのってなかなか無かった気がします。
たいていは、複数泊するような旅行だと、観光しながら移動して別の地区を周遊するってことが多いですからね。
今回は、同一宿に連泊のバスツアー旅行といっても、滞在中の観光やオプションは一切なし。
初日にバスを降りたら帰りにバスが迎えにくるまでは、食事時間以外は何の制約もありませんでした。
というわけで、好きな時間に起きてちょっと出かけ。一旦ホテルに戻って、食事をしたらまた出かけて。って感じで、ホテルを基点に、時間を気にせず、気ままに過ごすことができました。

 1日目。バス到着後、さっそく温泉街へ。
ホテルから歩いて2〜3分ですぐに温泉街の中心地に行くことができ、チェックしていた足湯や名所の麻釜を訪れました。
初日の明るいうちに、おおよその方向感覚、距離感、そして街の雰囲気が掴めたので、この後の滞在に役立ちました。

 2日目は、この旅の目標の「野沢温泉アリーナ」へ。
事前にHPでチェックしていた以上に、快適で楽しめるプール施設でした。
シーズン問わず数日の滞在が可能であれば、温泉めぐりやスキーの合間に半日くらい過ごすには、ちょうどいい感じだと思います。
 また、野沢温泉のスタンプラリーとも言える「集印」集めの存在を知り、この日の午後から始めました。
これが、やり方が変わっていてムスメにも好評でした。もともと、ムスメとふたりですので、外湯の入浴については期待していませんでしたが、集印により別の外湯めぐりの楽しみ方ができた気がします。

 3日目。この日は、ゴンドラに乗って山の上に行きました。
天気にも恵まれ、こじんまりした温泉街とはまた違った山の上の開放感に浸ることができましたした。
山のゲレンデのコースを利用してMTBの大会がちょうど開催されていたので、練習中でしたが実際の大会の様子を少し垣間見ることもできました。

 というわけで、期待以上に野沢温泉がのんびり滞在というパパの目標と、プールと足湯などでムスメを飽きさせずに過ごさせるという目的に適した温泉だったこともあり、大満足の旅行となりました。
 ムスメも、また野沢温泉に(ママも一緒に?)来たいな〜と話しておりました。
 
 父娘でのーんびり楽しんできてしまいママに申し訳ない気もしますが、一方で、東京に残ったママの方は、ひとり寂しい思いをしていたのか、それとも主婦業のよい息抜きになったのか・・・。さて、本音のところはどちらだったんでしょうかね〜。

 

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