まずは旅の目的と条件を明確に


★お知らせ★  2006/9/30迄にて、JR東日本の積立「びゅうプラン」の受付が終了します!

 各旅行会社は、一定期間おカネを積み立てると金利に相当するサービス額を上乗せして満期に旅行券などを払い戻す旅行積立サービスを提供しています。
預け入れ期間は、概ね6ヶ月〜60ヶ月の範囲で、最高で年利4%を超えるものもあり、この低金利時代に上手く利用すれば、かなりおトクと言えます。
また、各社とも毎月払いに加えて更にサービス利用額が更にトクになる一括払いも設定しています。(JTBだけは、2003年10月以降独自に「フリープラン」という、いつでも積立金の出し入れができる銀行口座のようなタイプの旅行積立を始めました。)

 各社とも積立の満期の払い戻しは、全額旅行券になります。あくまで旅行券としての受け取りになるため、オークションや金券ショップにでも持ち込まない限り、現金には戻せません。
したがって、旅行会社での旅に係わる支払いにしか利用できないことになり、使いみちは限定されることになりますが、逆に、積立満期毎に旅に出掛ける”決断”を与えてくれるかも知れません。
せっかくの旅行の積立でも、いざ現金で大金が戻ってきたなら、半分は残して・・・などと考えてしまうの一般庶民というものですから。

 また、旅行券の利用できる取り扱い商品も各社で微妙に異なります。
つまり、旅行会社によって提携して扱っている他社のパック商品の品揃えは違いますし、例えば、JTBの場合には宿泊を伴わない国内航空券やJRの乗車券の購入には利用はできないなどの利用制限がある場合もあります。
したがって、積立先を決める場合には、貯まった旅行券をどこで何に使いたいかをあらかじめ考えておく必要があるわけです。

 もうひとつ、旅行積立には注意点があります。それは万が一、旅行会社が倒産した場合には保護制度が適用されないことです。ですから、旅行積立を始めようとする会社の経営状態が危ない時には十分注意しましょう。

 各社の毎月払いの場合の旅行積立の年利換算の利回りは下表の通りとなっていますので参考にしてみて下さい。(市場金利の変動により変更になる場合がありますので、最新情報は各社にお問い合わせ下さい。)


[毎月積立の場合の支払いモデルの比較(年利換算)]
12回 24回 36回 48回 60回
ANAセールス
「ANA旅行積立プラン」
3.00% 2.25% 2.25% 2.25% 2.25%
JAL
「JAL旅行積立」
2.50% 2.50% 2.50% 2.50% 2.50%
日本旅行
「ドリームプラン」
1.75% 2.00% 2.25% 2.50% 2.75%
JR東日本
「びゅうプラン」
2.30% 2.80% 3.30% 3.30% 4.30%
近畿日本ツーリスト
「旅したく」
1.75%
東急観光「ときめき」 1.75%
JTB
「たびたびバンク」
1.75%(フリープランは、1.50%)
(2006年2月末更新 管理人調べ)


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