まずは旅の目的と条件を明確に


 
 使えるお店がどんどん増え、もはやすっかり定着してきた感のある電子マネー。その中でも代表的存在であるEdy(エディ)について紹介します。

 はじめに、「Edy(エディ)」とは、軽くタッチするだけで支払いができる簡単・便利なプリペイド型の電子マネーのことで、自分のお財布にお金を入れるように、Edyチャージ(入金)を繰り返して利用します。
 後述するおトクな話は別として、小銭がいらない電子マネーとしての本来のスピーディーで簡単な機能性を一度体験するとクセになる快適さです。

 加盟店舗はどんどん増えていますし、利用法の方も、おサイフケータイをはじめ、クレジットカードやキャッシュカード機能付きのEdyの登場などにより、更に便利になっています。

 旅好き、節約好きな人はもちろん、クレジットカードは苦手な人でもプリペイドカード感覚で利用できるため、今後も更に用途が広まることが期待されています。


 
 詳しくは、Edyのホームページをぜひご覧下さい。





 さて、電子マネーとしての本来の便利さに加えて、ここでは、旅好き(特にANAユーザー)、節約好きには特に見逃せない以下のポイントを紹介します。


その1. Edy機能付きANAカード、マイレージクラブカードなら
Edy利用でマイルが獲得できる

 コンビニやレストランなどの加盟ショップでEdy機能付きのANAカード、マイレージクラブカードでEdy払いをすると、利用金額200円毎に1マイルが付与されます。これが他の電子マネーにはない最大の特徴かもしれません。

 全国でEdyが使える店舗はam/pm、サークルワン&サンクスの大手コンビニをはじめ、マツモトキヨシや紳士服のコナカなど全国チェーンのお店も含まれており、現在も参加店舗は拡大中です。(詳しくは、こちらへ

 特に、クレジット機能付きのANAカードを利用してマイルを貯めているようなユーザーには、
クレジットカードが利用できないようなサービスでもEdyは使える場合があるので、是非チェックしたいところです。
 
 現金払いよりも、クレジットカード。クレジットカードよりもEdyと、各種の支払いが選べるお店では、支払い方法を意識して使い分けすると、結構なマイルが獲得できることになります。(
ただし、コンビニでの金券類の購入などマイル付与除外商品がありますのでご注意を。)
 
 詳しくは、ANAマイレージクラブのサイトをご確認下さい。


その2. Edyへのチャージは、クレジットカードからがおトク!

 便利で、マイルも溜まっておトクなEdyですが、使うためには、カードへの事前のチャージ(入金)が必要です。
 ここで、店頭、ネットバンキングなどの数種のチャージ方法の中で最も注目したいチャージ方法が、クレジットカードでのチャージです。

 なぜなら、
クレジットカードからチャージすれば、実際にチャージしたEdyを使うこととは別に、チャージ行為がカード決済となり、クレジットカードの方の利用ポイントが獲得できるからです。

 ここで、お気づきになられた方もいると思いますが、チャージによってクレジットカードのポイントが獲得できるということは、以下のようなおトクな使い方ができることになります。

1)クレジットカード払いができない商品、サービスの代行収納ができる!
 
  例えば、Edyが使えるコンビニでは、地域によって異なりますが固定資産税や自動車税の
  納付ができるかと思います。
  このとき利用するEdyにクレジットカードからチャージをすれば、結果的にクレジットカードで
  税金を支払ったのと同じことになります。
  コンビニで取り扱っているものでも、切手や葉書、各種チケットなどは直接クレジット払いは
  できませんが、Edyは基本的にすべての支払いに充当できるんです。

2)クレジットカードの利用ポイント有効期限調整ができる!

  
これは単純。有効期限が迫ったときに、足りない分のカード利用ポイントをEdyチャージで
  獲得すれば無駄なく、カード利用ポイントを特典に交換できますよね。
  チャージしたEdyの方には、有効期限はありませんので。



 なお、クレジットカードからのEdyにチャージするためは、インターネットを利用するので、
パソコン用リーダ/ライタ「パソリ」と、事前のサービス登録が必要です。登録できるクレジットカード、登録については、こちらをご確認下さい。
 
 また、パソコン用リーダ/ライタ「パソリ」は、Amazonや楽天などで販売されており、利用するためには購入が基本となりますが、「UFJスヌーピーEdyカード」の場合なら、カードを作れば
無料でパソリが貰えますので、検討さてもいいかもしれません。

 



その3. Edyギフト、Edy利用マイルが2倍などの
各種キャンペーンに参加できる。

 例えば、ANAなら国内線利用1回毎に500円分のEdyギフトなんてキャンペーンがかつてありました。
また、通常Edy200円につき1マイルが、空港内のショップでは期間限定で2倍、3倍になるキャンペーンをよくやっています。

 ANAマイル以外のEdy加盟店舗でも、Edy利用で各種の割引きや、プレゼントの特典が受けられたり、キャッシュバックなんかのキャンペーンが頻繁に実施されています。
 いずれのキャンペーンもEdy機能付きのカードをもっていないとその恩恵を受けられませんので、自分にあった1枚を持つことをおススメします。
 なお、キャンペーン情報は、Edyのホームページで随時確認できます。


その4. ANAマイル特典としてEdyの獲得ができる。

 ANAマイレージクラブのマイル特典として、10,000マイルをEdyへ交換することができます。
 国内およびソウル国際線の往復特典航空券が15,000マイルからですので、記念品交換(ANAセレクション)と同数で、ANAマイルの最低マイル数での交換特典となっています。

 ただし、特典航空券をベースに考えると一般に1マイル1.5〜2円程度と言われているようですので、必ずしもおトクな交換特典とは言えないかもしれません。
 しかし一方で、特典航空券など異なり、利用日や利用期限に縛られないこと、交換後の使い道が多岐に渡るのが最大のメリットとなりますので、マイルの有効期限が迫ったのに特に具体的な旅行の計画が組めない場合の緊急避難的な使い道として紹介しておきます。


その5. 航空券の支払いにもEdyが使える。

 もちろん、ANAの航空券の購入にもEdyが利用できます。この場合も、Edy利用200円につき、1マイル積算の対象になりますし、Edyだけでなく、現金・クレジットカード・デビットカード・ANAギフト券・ANAご利用券・ANA旅行券などとの併用の支払いが可能です。(詳しくは、こちらへ

 前述のその2.を活用利用すれば、お気に入りのクレジットカードの利用ポイントをEdyチャージで獲得しておいて、航空券はEdyで決済してANAマイルを獲得なんて、二刀流のワザが使えます。

 ただし、国内線のチケットレス割引は適用になりませんし、クレジットカード機能付きのANAカードをお持ちなら、そちらで支払いされた方が断然多くのマイルを獲得できますので、あくまでマイルはおまけ程度でクレジットカードポイント派という人向けです。



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